東洋医学って?
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今回は『東洋医学って何??西洋医学とどう違うの??』というテーマで書いていこうと思います!
皆様は東洋医学と聞くとどんなイメージが浮かびますか?
「う~ん…聞いた事あるなぁ…」
「鍼灸治療のやつ?」
「というか、西洋医学と何が違うの?」
といった感じでしょうか?
話が少しそれますが、私の母校である鍼灸の専門学校では、3年生になると臨床実習があります。
毎年その臨床実習に参加しているのですが、そこで話を聞くと「東洋医学が苦手です(-_-;)」という生徒さんは意外に多いのです。
東洋医学は少し分かりにくいものかもしれません。
確かに一から説明するとややこしい上に「何でそうなるの?!」とツッコミどころ満載な気がいたします(笑)
それを「面白い!」とか「楽しい!!」とかポジティブに捉えられれば、非常に面白い学問だと私は思います。
しかし「いやいや、どう考えてもおかしいでしょ」と思ってしまうと、苦手意識がそのまま残ってしまうのかもしれません。
そんな東洋医学ですが、私は東洋医学が大好きです(笑)
さて、話戻りますね。
東洋医学と西洋医学は何が違うのか?
私は「東洋医学は、体全体をひとつのものとして診て、体のバランスを整える医学」と患者さんにお話しています。
東洋医学は、体のバランスが崩れるから調子が悪くなる、という考え方なんですね。
だったら、体のバランスを整えて人間が本来持っている自然治癒力を上げて治そう!というのが東洋医学なのです。
西洋医学は、ご存知の通り現代の医療のメインとなっているものです。
西洋医学では、身体を局所的に診ていきます。
例えば、「肩がこって痛いのよね…目も充血するし、耳鳴りもする」といった症状があったとします。
西洋医学では「肩は整形外科で診てもらってね。目は眼科に診てもらってね。耳は耳鼻科で診てもらってね」となります。
東洋医学では「肩こりの痛みがあって、目も充血、耳鳴りもするのか…何が原因でそうなったのかな?」と体全体をみてバランスがどう崩れてしまったのかを考えます。
さらに詳しくお話を聞き、東洋医学的な診察をして体がどのような状態になっているのかを判断します。
これが東洋医学と西洋医学の違いではないかと私は考えています。
私が普段行っている鍼灸治療は、このような東洋医学的診断のもと、その人その人に合った治療を行うのです。
漢方薬も、おそらく同じく東洋医学的な診断のもと処方されていると思いますよ。
いかがでしたか?
少しでも東洋医学と西洋医学の違いが分かっていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
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